レゼク・クザイは先週末、ポーランドで行なわれたエルモラリーでとんでもない事態に見舞われた。時速160kmを超えるスピードで走行中に、彼が運転するシュコダ・ファビアS2000のステアリングホイールが外れるというアクシデントが起こっていたというのだ。

 だがその恐怖のアクシデントを乗り越え、クザイとイギリス人コ・ドライバー、クレイグ・ペリーは無事に走り切り3位に入っている。ちなみに優勝したのはプジョー207のトマス・クッヒャー、2位はミカル・ソロウだった。

 ペリーは先頃の航空便の混乱に巻き込まれ、本拠地へ戻るために2000km以上ものドライブをする羽目になった。しかし今回、再びの悪夢が待っていたことになる。

「レゼクがいきなり叫んだんだ。何事かと思って前の道を見まわしてみたけれど、何も見つからなかったよ。だからレゼクの方を見たら、彼は取れたハンドルを握っていたんだ。幸いにも僕らはやや低速のコーナーに入るところだったから、レゼクはハンドルをなんとか元のあったようなところにとりあえずはめて、コーナーを曲がることができたんだ。きちんとした場所にしっかりはめる余裕はなかったよ」

 この予期せぬ出来事で約30秒のタイムロスとなってしまったが、最悪の事態も起こりえただけに不幸中の幸いだとペリーはコメントしている。
「もしもこのアクシデントが数分早く起こっていたら、と想像すると僕たちは本当にラッキーだったよ」

 クザイとペリーの次のラリーは5月14〜16日のバルチックラリーとなり、その前にポーランドでの事前テストが予定されている。

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