香港を拠点にGTアジアやアジアン・ル・マン・シリーズで活躍するクラフトレーシングAMRが、1月9日〜11日に、中東のドバイ・アウトドローモで開催される『ダンロップ・ドバイ24時間』に2台のアストンマーチン・バンテージGT3で参戦する。

 チーム創設者で、ドライバーも務めるフランク・ユウが率いるクラフトレーシングは、アストンマーチンやフォードGTでアジア各地のレースに参戦。アストンマーチン・レーシングのパートナーチームにもなっている。

 そんなクラフトレーシングは、2013年1月のドバイ24時間に初参戦。ヨーロッパの強豪チームと戦ったが、2014年1月も2台のバンテージGT3でドバイに挑むことになった。チームではアジアチームとして初のワン・ツーを目指し、強力なドライバーラインナップを揃えた。

 7号車のバンテージGT3には、AMRワークスドライバーのステファン・ミュッケとダレン・ターナーが乗車。このふたりに加え、スーパーGT300クラスのトップドライバーのひとりである藤井誠暢と、WTCCで多くの経験を積むフランク・ユウが乗り込む。

 また、17号車バンテージGT3には、ユウに加え、こちらもスーパーGTで活躍するリチャード・ライアンが乗車。WECのLMP2で活躍するジャン-マルク・メルリンと、アジアで多くの実績を残す澤圭太が乗り込むことになった。

「来年のドバイ24時間へ向けて、我々は2台のバンテージGT3を用意した。もちろんそれはパートナーであるAMRからの大きなサポートや、スポンサー各社のサポートにより実現したことだ。今年のレースでは初参戦で総合3位表彰台を得ることができたが、来年は更に多くの強力なライバルチームがこのドバイ24時間に集結するだろう」とユウは語る。

「それはどのマニュファクチャラーにとっても、来シーズンの戦いを見据えた重要なレースとなるからだ。我々は今年のレースで得た多くの経験を活かし、ワン・ツーフィニッシュを狙う。もちろん、そのために経験豊富な最高のドライバーを用意した。是非、日本のファンの皆さんも私達の戦いに注目して欲しい」

 クラフトレーシングが参戦するA6クラスは、アジアはもちろんヨーロッパからも多くの強豪が揃い、近年注目度を増している。アジアの強豪であるクラフトレーシングが、どんな戦いをみせるか注目だ。

本日のレースクイーン

ゆう
2025年 / スーパーGT
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