3チームにおいて激しいシート争いが繰り広げられてきたが、ロータスとフォース・インディアのドライバーがほぼ決定したとの報道がなされている。
レッドブル、フェラーリ、マクラーレン、メルセデス、ウイリアムズ、トロロッソのシートはすでに確定、多数のドライバーたちがロータス、フォース・インディア、ザウバーのシートを争っているといわれてきた。
しかしSPEEDは27日、パストール・マルドナドがロータスと合意に達したと報じた。ロメイン・グロージャンの残留は確定的であるため、これが事実であれば、ロータスのドライバーラインナップは決定したことになる。
動向に注目が集まっていたニコ・ヒュルケンベルグは結局フォース・インディアに復帰する見込みであるということだ。
当初ロータス移籍を狙っていたヒュルケンベルグは、シーズン終盤にパフォーマンスを向上させたザウバーに残留したいという意向を強めていたというが、SPEEDの報道によれば、日曜、ザウバーから契約はしないと言われたという。ヒュルケンベルグはすでにフォース・インディアとの契約を有していたということで、その契約を実行することになるだろうと推測されている。
ヒュルケンベルグは来年に向けて他チームへ移籍することを目指し、ロータスを訪れてシート合わせをするなど活動を続けてきたことで、ザウバーとの関係がそれほどよくなかったと報じられている。
フォース・インディアは、ヒュルケンベルグのチームメイトとして、バーニー・エクレストンからの強力な後押しもありセルジオ・ペレスを選ぶ可能性が高いといわれており、チームと契約を結んでいたエイドリアン・スーティルはザウバーに移籍することになるかもしれない。
ザウバーのもうひとりのドライバーに関しては定かではないが、エステバン・グティエレスが選ばれることはなさそうだと情報筋が述べたと、SPEEDは報じている。
ポール・ディ・レスタについてはF1に関して有力な選択肢がなく、来年はDTMなど、他のカテゴリーに転向することになるかもしれない。