FIA GT1世界選手権に参戦しているスイスレーシングは、2011年シーズンもFIA GT1に参戦するものの、マシンをランボルギーニ・ムルシェラゴLP670 RS-Vにスイッチし、2台を走らせることとなった。
2010年から世界選手権となったFIA GT1でニッサンGT-Rを走らせていたスイスレーシング。ドライバーにはカール・ベンドリンガーや荒聖治を擁して参戦していたが、年間を通して苦しい戦いを強いられていた。
今季、FIA GT1のニッサン勢はスモーパワーがそのまま継続で、スモーパワーのグループ会社であるJRモータースポーツが2台を走らせるなど、4台の体制が決定ずみ。スイスレーシングの動向が注目されていたが、今回の決定により、ランボルギーニ陣営に移り、ライター・エンジニアリングとともに2台ずつを走らせることになる。
ドライバーとしてはベンドリンガーは残留。他のドライバーについては発表されていない。
「我々は今季、ランボルギーニにスイッチするにあたってハードワークを可能な限りこなしてきた」とスイスレーシング代表のオットマー・ウェルチ。
「我々には時間が無かったんだが、新しいブランドにスイッチすることでスポンサーに成功を信じてもらわなければいけなかった。ドライバーについては、残りのシートをなるべく良いドライバーで埋めたい。今のところ、状況は良好だよ」
