11日、千葉県の幕張メッセで開幕した東京オートサロン2013において、スバルは2013年のモータースポーツ活動体制について発表し、今年もニュルブルクリンク24時間にWRX STIで参戦すると発表した。
近年、ニュルブルクリンク24時間への挑戦を続けるスバルは、2013年の参戦で6年連続の挑戦となる。今年もWRX STI 4ドアセダンをベースにパフォーマンスアップ、低重心化などにより競争力を高めるという。
チームは4月に行われるVLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)に参戦しセットアップを進める予定で、STIの辰己英治総監督がスーパーGT300クラス同様務める。
ドライバー体制については、昨年までは吉田寿博を筆頭に佐々木孝太、カルロ・バンダム、そしてマルセル・エンゲルスという4人で参戦していたが、エンゲルスは昨年のニュルの後、交通事故により亡くなった。スバルチームは悲しみに包まれていた。今季は吉田、佐々木、そしてヨーロッパのドライバーふたりで参戦するという。
スバルのモータースポーツ活動としては、このニュル24時間、そしてスーパーGTに加え、新たに発足する世界ラリー選手権2(WRC2)やヨーロッパラリー選手権(ERC)に出場するスバルカスタマーに向け、昨年同様の支援を実施していく。