スバル/STIは9日、千葉県・幕張メッセで開幕した『東京オートサロン2015』の中で2015年シーズンのモータースポーツ活動体制を発表し、今年もスバルWRX STIでニュルブルクリンク24時間のSP3Tクラスに参戦することを明らかにした。

 スバルは2008年からニュルブルクリンク24時間に挑戦。11年、12年とSP3Tクラスで2連覇を達成しているが、13年はクラス2位、そして新型WRX STIをベースとしたマシンで挑んだ14年はクラス4位でフィニッシュしている。

 昨年に引き続き今年もWRX STIでSP3Tクラスに臨むことになるスバルだが、15年仕様のマシンはフラッグなどの視認性向上を目指して左ハンドル化。空力やサスペンション、剛性、エンジンの出力など様々な点でパフォーマンスアップを果たしているということだ、

 またドライバーには、佐々木孝太、マルセル・ラッセー、カルロ・バン・ダムの3名が昨年に続き起用されたほか、14年のVLNニュルブルクリンク耐久シリーズのチャンピオンを獲得したティム・シュリックが新たに起用されることになった。昨年までスバルからニュルブルクリンクを戦っていた吉田寿博は、マシンのテストなどでのアドバイザー的な役割に就くということだ。

 新たにチームに加入するドイツ人ドライバーのシュリックは、ジャーナリストとしても活動しており、「世界中にスバルの“安心と楽しさ”を発信していく上でも最適であるということで、チームに加わってもらうことになりました」(辰巳英治STI総監督)という。

 また辰巳総監督は、「目標はニュルブルクリンクでクラス優勝。総合では20位以内にやっぱり入りたいですね」と、3年ぶりの王座奪取に向けての意気込みを見せていた。

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