WEC世界耐久選手権に参戦しているトヨタが、11月30日に決勝レースが行われる今季最終戦バーレーンにも2台のトヨタTS030ハイブリッドを参戦させる見込みであることが分かった。
トヨタは今季、第3戦となるル・マン24時間までは7、8号車の2台体制で参戦していたものの、第4戦サンパウロ、そして第5戦オースティンでは8号車のみの1台体制に。ただ、母国レースとなる第6戦富士には再び2台体制で臨み、今週末の上海にも2台をエントリーさせていた。
autosport.comは、トヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)のスポークスマンが次のように語ったと伝えている。
「我々は2台をエントリーさせた。バーレーンの暫定エントリーリストに載ることになるよ」
スポークスマンによると“希望と期待”がバーレーンでの2台参戦に繋がったという。ただ、上海でのレースで2台のマシンに大きな問題が発生しなければという条件つきだということだ。
スーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿と日程が重なっているため、WEC上海は不参加となっている7号車の中嶋一貴も、バーレーンではアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエールとともにマシンをドライブする見込みとなっている。