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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.10.29 00:00
更新日: 2018.02.17 03:50

トヨタ木下代表「これまで以上に気を引き締め戦う」


トヨタモータースポーツニュース

トヨタ・レーシング WEC第6戦 上海6時間レースへ
選手権争いのリードをさらに広げるべく全力で挑戦

2014年10月28日(火)
 トヨタ・レーシングは全8戦で戦われているFIA世界耐久選手権(WEC)第6戦上海6時間レースに、現在首位に立っている選手権のリードをさらに広げるべく全力で臨む。

 チームは第5戦富士6時間レースで1-2フィニッシュを飾り、ホームコースでの3連覇を果たした。この結果、トヨタはマニュファクチャラーズ選手権で8ポイント差の首位に立ち、上海へと向かう。

 富士で今季3勝目を挙げ、ドライバーズ選手権首位の座を守ったTS040 HYBRID#8のドライバー、アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミは、今回も2名で走る予定。ニコラス・ラピエールは、都合により今シーズンの残りのレース出走をとりやめることとなった。

 アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、中嶋一貴のドライブするTS040 HYBRID #7は、上海での過去2戦でポールポジションを獲得しており、3年連続ポールポジションを目指す。

 昨年の上海6時間レースはポールポジションこそ獲得したものの、不満の残る結果となってしまった。#8が勝利へ向け好走を見せていたが、サスペンションのダメージによりリタイアを余儀なくされてしまった。#7は終盤タイヤのパンクに見舞われ、2位に終わった。

 しかし、トヨタ・レーシングは上海での優勝トロフィーをケルンの本拠地に飾っている。ブルツとラピエールのドライブした#7が2012年の活躍のひとつとして上海で勝利をもたらしたからである。

 四輪駆動から1000馬力を発揮するトヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング(THS-R)は今年、25%の燃費削減を果たしながらも更なるパワーを得ており、16のコーナーを持つ1周5.451kmの上海国際サーキットには適していると思われる。