日産自動車/ニスモは、7月26日〜27日に決勝レースが行われるブランパン耐久シリーズ第4戦スパ24時間のドライバーラインナップを発表した。今回ひさびさにヨーロッパのレースに臨む柳田真孝は、千代勝正らとコンビを組み35号車GT-Rをドライブする。

 今季、ブランパン耐久シリーズに参戦しているニッサンGTアカデミー・チームRJNは35号車、80号車の2台体制でプロ-アマ・クラスに参戦。このスパ24時間では80号車のドライバーラインナップはアレックス・バンコム、フローリアン・ストラウス、ニック・マクミレンと変更はないが、スパには追加ドライバーとして地元出身のウォルフガング・ライプが参加する。

 一方、35号車は千代、ミゲール・フェイスカは変わらないが、タニスラフ・アクセノフに代わり、同じロシア出身のマーク・シュルツイスキーが加入。シュルツイスキーは今季のル・マン24時間ではグリーブスのザイテック・ニッサンを駆り素晴らしいスピードをみせており、今季はブランパンにも参戦する一方、ELMSヨーロピアン・ル・マンにもグリーブスから参戦するという。

 柳田は千代、フェイスカ、シュルツイスキーの3人とともに35号車GT-Rをドライブすることになるが、いずれも実績があるドライバーであり、上位進出も不可能ではない体制だと言えるだろう。

「今後、ドライバーラインアップは常に更新していきたいと考えている」と語るのは、ニスモグローバルヘッドオブブランド、マーケティング&セールスのダレン・コックス。

「私は以前、GTアカデミーで勝つことが将来のシートを確約することにはならないと言った。卒業生たちには、最大限の努力と最高のパフォーマンスを期待していたが、最近のマーク(シュルツイスキー)とウォルフィー(ライプ)はまさにそれに応えてくれた」

 ル・マン24時間ではニッサンZEOD RCをドライブするなど評価が上がるライプは、スパ24時間に参戦する一方イギリスGTに参戦、さらに8月のスーパーGT第6戦鈴鹿1000kmで、B-MAX NDDP GT-Rをドライブすることがすでに決定している。

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