今週末の8月26日〜27日にレースデビューが噂されていたニッサンGT-R GT3が、正式にレースデビューすることとなった。ブランパン耐久シリーズ第4戦マニクールのエントリーリストに掲載されている。
これまで日本、そしてヨーロッパでテストが繰り返されてきたニッサンGT-R GT3は、日本車としては初の本格的なGT3カーとなる。ヨーロッパやアジアなどで急速にカスタマーが増えているGT3マシンの市場でどうシェアを伸ばすことができるのか、テスト参戦とは言え、このマニクールでのデビュー戦は注目のレースになるだろう。
23日に発表されたブランパン耐久シリーズのエントリーリストによれば、チームはFIA GT1世界選手権でもニッサンGT-Rの活動を担っているJRモータースポーツ。ゼッケンは35番で、チーム国籍は日本だ。ドライバーについては3人とも未定となっており、ブランパン耐久シリーズのリリースによれば、レース間際になって発表されるという。
今回の第4戦マニクールにはフェラーリ458イタリア、アストンマーチンDBR S9、ポルシェ997 GT3R、ランボルギーニ・ガイヤルド、アウディR8 LMS、BMW Z4など上位を争うメンバーに加え、テスト参戦中のマクラーレンMP4-12C GT3も再び2台がエントリーしている。ヨーロッパの主力スポーツカーたちに対して、GT-Rがどういったレースを展開してくれるのか期待が高まるところだ。