2009年のアメリカン・ル・マン・シリーズでチャンピオンを獲得したパトロン・ハイクロフト・レーシングは、2010年もゼッケン1番を付けてALMSに参戦すると明らかにした。マシンはLMP2仕様のアキュラARX-01cとなる。
ハイクロフトを率いるダンカン・デイトンは「私たちは喜んで来季ホンダ・パフォーマンス・デベロップメントとの関係が続くことを発表したい」とコメントした。「我々はゼッケン1番をつけて2010年を戦うことになる。そして、アキュラARX-01cは来季もチャンピオンシップを防衛できる機会を与えてくれるだろうと確信している」
ハイクロフトは2006年からアメリカン・ル・マン・シリーズに参戦を始め、2009年はLMP1クラスでアキュラARX-02aを走らせチャンピオンを獲得した。来季は開幕戦のセブリングと最終戦のプチ-ル・マンをのぞきALMSのプロトタイプカテゴリーは単一のカテゴリーとして争われるため、実質的にハイクロフトはトップカテゴリーのLMPクラスで戦うことになる。
来季のチームにはデイビッド・ブラバムが残留すると言われているが、もうひとりのドライバーはまだ発表されていない。
