今年のル・マン24時間のエントリーリストでLM-GTEプロクラスに名を連ねていたものの、その後北米での活動に集中するとしてエントリーを取りやめたSRTバイパーGTS-R。ただ、チームは、“ダッジ・バイパー”として来年のル・マンに参戦することを目指しているようだ。

 V10エンジンを搭載し、SRTバイパーGTS-Rの名で今年のル・マンにエントリーしていたSRTモータースポーツ。しかし、3月下旬に参戦辞退を発表。今年のル・マンには登場しなかった。ただ、SRTモータースポーツのマーケティングディレクターを務めるベス・ペレッタは、チームは2015年のル・マン復帰を目指しているのだと明かしている。

「我々は理想的に戻ることになるでしょう。それが目標です。ただ、どのようにしてそれを行うかということを考えなくてはなりません」とペレッタ。彼女は先週、ACOフランス西部自動車クラブとのミーティングのため、ル・マンを訪れている。

「我々はヨーロッパではバイパーを販売しないため、これは戦略的判断になるでしょう。そのためには、調整すべきいくつかの事柄があります」

 2012年のアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)に参戦したバイパーは、同年のル・マンにも参戦。13年もル・マンへの参戦を果たしたが、今年は前述の通り参戦を取りやめている。ペレッタによると、これはユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)参戦による財政的な問題が理由なのだという。

 なお、クライスラーは、SRTブランドをダッジブランドに統合することを決定している。また、ダッジブランドが今年で100周年を迎えることもあり、USCCのGTLMクラスに参戦する2台のバイパーも、29日に行われるワトキンスグレン戦からは赤と白の新たなカラーリングを採用。これは、初代バイパーGTS-Rが1999年、2000年のル・マンなどで活躍した際のカラーリングだ。また、エントリー名も、これまでの『SRTバイパー GTS-R』から、『ダッジ・バイパー SRT GTS-R』へと変更されている。

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