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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.09.19 00:00
更新日: 2018.02.17 02:58

ブエミ「ウエットでもドライでもかなり調子が良い」


トヨタモータースポーツニュース

WEC第4戦 サーキット・オブ・ジ・アメリカズ 公式練習初日
TS040 HYBRIDは豹変する天候にも順調にセットアップ

2014年9月18日(木)

 FIA世界耐久選手権(WEC)の全8戦中第4戦となるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レースが開幕。ポイントリーダーであるトヨタ・レーシングも公式練習初日でサーキットでの走行を再開した。

 第3戦ル・マン24時間レースから3ヶ月ぶりに、90分ずつ2回に分けて行われる公式練習走行で、2台のTS040 HYBRIDは、四輪駆動・1000馬力の性能を発揮することとなった。

 マイク・コンウェイにとってはトヨタ・レーシングで初めての公式練習セッションに、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザンと共にTS040 HYBRID #7のドライバーとして参加。コンウェイは公式練習1回目のセッション終盤に、初めてのラップを刻んだ。

 アンソニー・デビッドソン、ニコラス・ラピエール、ステファン・サラザンの駆るTS040 HYBRID #8は、ドライバーズ選手権で20ポイント差の首位につけており、そのポジションを守ると共に、アウディに対し1ポイント差での首位につけるチーム選手権でも、その差を広げるべく、今大会に挑む。

 今シーズン残りの5戦は、ル・マン・サーキットに比べると狭く、テクニカルなコースが続く。このため、TS040 HYBRIDはハイダウンフォース仕様で臨む。このハイダウンフォース仕様は、先月フランスのマニクール・サーキットで2日間のテストを行っている。

 今大会の初日におけるチームの優先事項は、車両パッケージを1周5.516kmのサーキット・オブ・ジ・アメリカズに適応させることであり、2台のTS040 HYBRIDはそれぞれ4番手、5番手で多忙なセッションを終了した。