ヨーロッパで開催されているGT3カテゴリーの耐久レースシリーズ、ブランパン耐久シリーズは2013年のカレンダーを発表。全5戦で開催されると明らかにした。
2011年にシリーズが立ち上がったブランパン耐久シリーズは、毎年多くのエントラントを集めており、2012年にはシリーズ平均で1戦あたり54台のエントリーを集めることに。ドイツで開催されているADAC GTマスターズと並んで、ヨーロッパのGT3規定の人気のカテゴリーとなっている。
2013年に向け、シリーズを運営するSRO(ステファン・ラテル・オーガニゼーション)では、4月13〜14日のモンツァを皮切りに、全5戦でシリーズを開催すると明らかにした。第2戦はシルバーストン(6月1〜2日)、第3戦はポール・リカール(6月28日〜30日)、シリーズのハイライトとなる第4戦スパ24時間(7月24〜28日)、第5戦ニュルブルクリンク(9月21〜22日)というカレンダーとなる。
また、SROによればすでに27台がエントリーを集めているという。すでにエントリーしているチームとしては、ARTグランプリ、オートスポーツプロモーション/ソフレフ、ビーチディーン、フレックスボックス、ハリボ・レーシング、ヘクシス・レーシング、ガルフ・レーシング、プレシ・スパーク、TDSレーシングが明記されている。
SRO代表のステファン・ラテルは、3年目を迎えるブランパン耐久シリーズについて「多くの台数を集め、接近したレースと多くの勝者を生み出すレースは他にもあるが、このレースはGT3という単一カテゴリーでそれを実現している。だからこそ、多くのチームの魅力を集めているんだ」と語る。
また、シリーズは今年もタイヤサプライヤーとしてピレリと契約したこと、シリーズのタイトルスポンサーとして、腕時計ブランドのブランパンが就いたことも発表している。