ヨーロッパのGT3車両による耐久レース、ブランパン耐久シリーズの第2戦は2日、イギリスのシルバーストンで3時間の決勝レースが行われ、ダレン・ターナー/フレデリック・マコウィッキ/ステファン・ミュッケ組97号車アストンマーチンV12バンテージGT3が優勝を飾った。
今季も多くのエントリーを集め、大盛況となったブランパン耐久シリーズ。第2戦となるシルバーストンにも60台ものマシンがエントリーし、57台が決勝に出走した。
2日に行われた予選では、ルーカス・オルドネス/ピーター・ピセラ/アレックス・バンコム組35号車ニッサンGT-RニスモGT3がポールポジションを獲得。ニュルブルクリンク24時間にも登場したビルシュタインカラーの97号車アストンマーチンが2番手につけた。
迎えた決勝レースでは、序盤から各所でつばぜり合いが展開される中、スタートからトップをキープしていた35号車GT-Rに対し、ターナーがドライブする97号車は中盤リードを奪い優勝。2位〜3位には、ピットストップを成功させたベルジャン・アウディクラブ/WRTのアウディR8 LMSウルトラ勢が入り、1号車が2位、13号車が3位となった。
総合4位には、JRMレーシングのルーカス・ルーア/ジョニー・ケイン/ピーター・ダンブレック組JRMレーシングの23号車ニッサンGT-RニスモGT3が入った。序盤総合トップを争っていた35号車ニッサンGT-Rは最終的に総合10位に入り、プロ-アマクラスの優勝を飾っている。
Blancpain Endurance Series – Silverstone 2013 – Watch Again