ポルシェAGは11日、耐久レース向けのポルシェ997 GT3 RSRの2011年バージョンを発表した。新たにフロント、リヤの空力に改良を施されたほか、サスペンションやエンジンに改良が加えられている。
スーパーGTを含む世界中のスポーツカーレースでユーザーを持ち、多くの勝利を獲得してきた997 GT3 RSRは、ポルシェによればGT3R、GT3カップと並びモータースポーツモデルのトップレンジに位置するマシン。4リッターボクサーエンジンは、今回の改良により7800回転で455馬力を発生、吸排気系などにも改良を受けているという。
また、新たなフロントリップスポイラーやリヤのフェアリングなど空力面でも改良を受けたほか、アンダーステアを解消するためフロントホイール幅が11インチから12インチに変更されているという。
GT3 RSRは、バイザッハから41万ユーロ(約4500万円)でオーダーが可能で、2010年モデルのGT3 RSRはキットを使用し2011年モデルにアップデートすることが可能だという。
