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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.07.15 00:00
更新日: 2018.02.17 01:30

ポルシェ、USCCモスポートパークは5位入賞


チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ第6戦:ボーマンビル(カナダ)

ポルシェ ノースアメリカのワークスチームがトップ5に入賞

日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)のポルシェ ノースアメリカからエントリーした2台のポルシェ911RSRのうち1台が、カナディアンタイヤ・モスポート・パークで開催されたチュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ第6戦において、ほぼミスのないレースを展開し、GTLMクラスでトップ5に入賞いたしました。またカスタマーチームが参戦するGTDクラスでは、パーク・プレース・モータースポーツが初優勝を目前にしながらも、ラスト2周で繰り広げられた劇的なバトルの結果2位でレースを終えています。

 カーナンバー911をつけたポルシェ ノースアメリカのポルシェ911 RSRは、イギリス人のニック・タンディがスターティングおよび最終ドライバーを務めました。2時間45分のレースでは、ピット戦略を最大限に活かすため、1時間未満でチームメートのリヒャルト・リーツ(オーストリア)に911 RSRを渡しました。その後、最後の1時間をタンディが担当しました。この作戦と2回のミスのないピットストップが功を奏し、ポルシェ ノースアメリカ・チームは一時4位まで順位を上げましたが、結果は5位でレースを終えています。

 一方のカーナンバー912は、アメリカ人のパトリック・ロングがスターティングドライバーを務め、8番手からスタートしました。ロングは猛プッシュの末、4位まで順位を上げてミカエル・クリステンセン(デンマーク)に911 RSRを託しました。ピットストップ後、このカーナンバー912の911は、ワークスカーが激戦を展開するこのクラスで8位に後退します。この若きデンマーク人ドライバーは、タンディおよびリーツと同じく初めて走るカナディアンタイヤ・モスポート・パークにおいて9位でフィニッシュしました。

 北米でポルシェ911 RSRを投入する唯一のカスタマーチームであるチームファルケンタイヤは、ポルシェ勢の中では予選トップの3位を獲得し、決勝ではブライアン・セラーズが3番手でスタートを切りました。彼は数々のプッシュを退け続けたものの、スティント終盤で猛攻に屈しました。ウォルフ・ヘンツラー(ドイツ)は、6位でコースに戻りレース後半を担当しましたが、最終的にクラス8位の成績でした。