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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.07.06 00:00
更新日: 2018.02.17 09:07

マツダLMP2、USCCワトキンスグレンはクラス5位


MZRacing
2015/07/03

TUSC
マツダプロトタイプ、TUSCワトキンスグレンで過去最高5位フィニッシュ

 マツダプロトタイプ7号車は、ワトキンスグレン・インターナショナル・サーキットで144周を走破してチェッカーフラッグを受け、プロトタイプクラス5位となりました。5位フィニッシュは、TUDORユナイテッドスポーツカーシリーズに2.2リッター SKYACTIVディーゼルエンジンで挑み始めて以来の最高位です。グレン6時間はうす暗い雨模様の下で行われ、雨量が大きく変化するなか、コルベットデイトナプロトタイプに乗るリチャード・ウェストブルックとマイケル・ヴァリアンティが総合優勝しました。グレン6時間はシーズン第6戦にあたります。

 この日のスタートは、オルタネーター・ベルトにトラブルが発生し、マツダプロトタイプはコース上にストップしてしまうという不調なものでした。マシンは、ピットウォール裏まで戻され、ピットクルーによってベルトの交換が行われ、大きく遅れをとってレースへ復帰しました。それでも、チームは辛抱強くレースを続け、他のマシンがトラブルに見舞われるなか少しずつポジションアップし、ファイナルラップには5位のポジションまであがりました。

 スタートから2時間45分のスティントを担当したトム・ロングは、「スタートの時、コースはとてもすべりやすい状態でした。小雨が降っていて、クルマのフィーリングはよくありませんでした。しかし、路面が乾き始めると、ペースを取戻し、プラクティスでみせたような速さが戻りました。ベン・デブリンとジョエル・ミラーが、残りのレースも順調に走ってくれると確信していました」

 オルタネーター・ベルトのトラブルに関しては、「コックピット内でワーニングを見たとき、最初は誤作動だと思いました。しかし、マシンはシャットダウンし、コース脇に止めざるを得なくなってしまいました。序盤にパワステがなくなり、ステアリング操作が難しくなっていたので、腕の筋肉を鍛えていてよかったです。その状態で長い時間乗っていたから、首が凝ってしまいました。今は首振り人形のようになっているよ(笑)」