ラルフ・シューマッハーがステファンGPと交渉し、F1復帰を狙っているという報道がドイツでなされている。
ラルフは2007年末でトヨタから離脱し、F1からDTMに転向、メルセデスベンツから参戦した。2009年には最新スペックのCクラスで戦ったものの、2シーズンで計12ポイントをあげるにとどまっている。
ドイツのフォーカス誌は、ラルフは兄のミハエル同様に今年F1復帰を狙っており、ステファンGPのオーナー、ゾラン・ステファノビッチと会う機会を持ったと報じている。ステファノビッチは撤退したトヨタが2010年用に開発していたシャシー、エンジン、ギヤボックスを購入し、エントリー枠に空きができた場合は今年、そうでなければ2011年にF1参入することを狙っていると言われている。ステファンGPのマシンS-01はFIAのクラッシュテストにパスしているとも報じられている。