6月22日〜23日に行われるル・マン24時間に向け9日、テストデーが開催されたが、その後もル・マンに残っているチームのうち、4チーム6台が11日に走行を行った。
この11日の走行は、ル・マン24時間が行われるサルト・サーキットではなく、公道部分を使わないレイアウトのブガッティ・サーキットを使って30分のプラクティス×2回が行われた。あいにくの雨のコンディションとなったが、大きなアクシデントはなく走行は終了している。
テストには4チーム、6台が参加。LMP1はアウディスポーツ・チーム・ヨーストが参加し、レースに出場する3台すべてが走行。それぞれ1号車はブノワ・トレルイエ、2号車はロイック・デュバル、3号車はルーカス・ディ・グラッシがドライブした。
LMP2クラスでは、36号車アルピーヌ・ニッサンA450がピエール・ラグのドライブで走行。レベル5モータースポーツの33号車HPD ARX-03bはライアン・ブリスコがドライブした。また、LM-GTEアマクラスからはIMSAパフォーマンス・マットムートの76号車ポルシェ911 GT3 RSRが走行した。なおこの走行では、タイムの計時はされていない。
すべてのル・マン24時間参加チームは、この後6月16日〜17日に開催される公開車検に参加し、長い1週間のレースウイークに臨むことになる。
