今年で90周年を迎えるル・マン24時間耐久レースは18日、2日間の公開車検を終え、サーキットでオートグラフセッション(サイン会)が行われた。
この日はトラック上の走行はないものの、ピット周辺をはじめ、明日の予選開始に向けてほぼ準備が整えられた状態。そんな中、17時から全ドライバーが参加するオートグラフセッションがピットレーンで開催された。
スーパーGT第3戦セパンを終えたドライバーたちも無事にル・マンに到着し、中嶋一貴、ミハエル・クルム、フレデリック・マコウィッキ、ジェームス・ロシターなどGT500ドライバーも、疲れをみせない様子で笑顔をみせた。
また、すでにル・マン入りしている小林可夢偉、中野信治、井原慶子といった日本人ドライバーも登場。全員がすでにル・マンでも高い人気をもっており、長蛇の列が。特に可夢偉は元F1ドライバーという知名度もあってか、多くの現地ファンがサインを求めた。
最も長い列ができていたのは、もちろん総合優勝を争うアウディスポーツ・チームヨースト、トヨタ・レーシングの2チーム。アウディのピットには、日本から訪れた女性ファンが、お手製の応援フラッグを手に訪問。ドライバーたちも大喜びの様子で「アリガトウ!」と笑顔。現地メディアからも注目を浴びていた。