WEC世界耐久選手権/ALMSアメリカン・ル・マン・シリーズに参戦するレベリオン・レーシングは、2014年シーズンに向けてフランスのオレカと提携し、新シャシーを用意。『レベリオンR-ONE』というニューマシンを用意すると発表した。
WEC/ル・マンのLMP1クラスにおけるトッププライベーターチームとして長年活躍するレベリオン・レーシングは、現在ローラB12/60シャシーにトヨタRV8K-LMエンジンを搭載して参戦している。今季はWECの序盤戦に2台、ALMSには1台を参戦中だ。
そんなレベリオンは、新レギュレーションが施行される2014年シーズンに向けて、これまでと変わらずLMP1クラスに挑戦することを発表。来季に向けて、フランスのオレカと提携し、ニューマシン『レベリオンR-ONE』を開発すると明らかにした。
レベリオンはオレカと提携することでニューマシン開発のノウハウを手に入れるとともに、すでにトヨタ・モータースポーツGmbHと提携しているトヨタとの関係も継続。来季もトヨタエンジンを使用することもあわせて発表された。
「2014年の新しいレギュレーションは、我々のようなプライベーターチームにとってオーバーオールウインに挑戦するいいチャンスだ。レベリオン・レーシングでは喜んで14年もLMP1シリーズの将来に同意する」と語るのは、レベリオンの代表バート・ヘイデン。
「我々はレベリオンR-ONEの製作に向け、オレカをパートナーに選んだ。なぜなら彼らは耐久レースにおいて数多くの栄冠を誇り、たくさんの成果を残したマシンを製作してきたからだ」