ロータス・レーシングは、2011年からマシンのカラーリングを“ゴールド&ブラック”に変更することを明らかにした。
チームは今朝、来年以降のマシンカラーリングについて、ゴールド&ブラックのカラーリングを“復活”させると発表。さらに、デザインのプロセスにファンが参加できるとして、近くその詳細を明らかにするとも述べている。
今年、新規チームとして参戦を開始したマレーシア資本のロータス・レーシングは、伝統のチーム名を継承すると共にロータスオリジナルのグリーン&イエローのマシンで戦ってきた。そして、2年目となる来シーズンは、過去にチーム・ロータスがJPS(ジョン・プレイヤー・スペシャル)のスポンサードで使用していたゴールド&ブラックのカラーリングを採用するという。
ただ、今回の発表はマシンの基本カラーリングが変更されるだけのものであって、現在ブリティッシュ・アメリカン・タバコ社が抱えるJPSブランドについては何も触れられていない。
ロータス・レーシングは、グループ・ロータスのオーナーであるプロトンと「チーム・ロータス」の名称をめぐって現在も争っており、プロトンはルノーF1と契約して正式にロータス・ルノーを名乗るとも言われている。そうなるとロータス・レーシングはオリジナルのカラーリングを使用できなくなる公算が高く、今回の変更はそれに基づいた動きとも考えられる。