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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.04.12 00:00
更新日: 2018.02.17 07:16

一貴「予選の激しさに驚いたが走りには満足」


トヨタモータースポーツニュース

WEC第1戦シルバーストーン予選
トヨタ・レーシングは4,6番手から決勝へ
2015年4月11日(土)

 トヨタ・レーシングは2015年WEC開幕戦シルバーストーン6時間レースを、グリッド2列、3列目からスタートします。

 予選は非常に接近した戦いでした。昨年の開幕戦を制したTS040 HYBRID #1号車は、アンソニー・デビッドソンと中嶋一貴が予選タイムアタックを行い、僅か0秒042差で最前列のグリッドを失いました。#2号車は6番手グリッドからのスタートとなりました。

 今年からWECの予選方式に変更がありました。それぞれの車両で2人のドライバーが最低1周のタイムアタックを行い、両ドライバーの最速タイムの平均タイムでグリッドが決まります。#1号車はまずデビッドソンが1周のアタックを決め、中嶋一貴が引き継いで2周走りましたが、1周目のタイムが彼のベストタイムでした。#2号車はピットレーンがオープンになるとステファン・サラザンが最初にコースイン、3周のタイムアタックをこなし、次にマイク・コンウェイがサラザン同様に3周のアタックを行いました。2人とも最後の周にベストタイムを記録しています。

 公式予選は20分間行われ、LMP1に挑戦するアウディ、ポルシェ、トヨタの3ワークスチームが激しいグリッド争奪戦を繰り広げました。トヨタ・レーシングは最前列ポールポジションと2番手グリッドを獲得したポルシェに賛辞を送りたいと思います。しかし、我々トヨタ・レーシングは、レースにおいてのペースは十分に速く、明日の6時間レースには自信を持って臨みます。レースのスタートは正午(日本時間の午後8時)です。