WEC世界耐久選手権第6戦富士にAFコルセの71号車フェラーリ458で参戦している小林可夢偉だが、金曜日のフリープラクティス1の後にガスパックのトラブルがあり、土曜日のフリープラクティス3、公式予選には参加できないことになった。

 可夢偉は2004年からイタリアに渡ってレースキャリアを積んできたため、2005年にリニューアルした富士スピードウェイを走るのは「まったく走ったことがない訳ではないんですが、レースで走るのは初めて」という状態。これはチームメイトのトニ・バイランダーも同様で、可夢偉は初日のフリープラクティス1を、コースに慣れながら走った。

 しかし、その後可夢偉が乗り込む71号車フェラーリはガスパックに穴が開いてしまっていることが判明。LM-GTEアマクラスの8スター・モータースポーツ、LMP2のペコム・レーシングを含め5台を手がけるAFコルセだが、ガスパックのスペアはなく、急遽イタリアから取り寄せることに。スペアの到着が今夜になるとのことで、この日可夢偉は走行することが不可能になってしまった。

“慣れない”富士、そして最後尾スタートがほぼ確定してしまった状況の可夢偉だが、金曜夜に配信したビデオメッセージの中で「レースはぶっつけ本番で戦うことになりますが、なんとかいいレースができるように全力を尽くしたいと思います」と語っている。

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