ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)は5日、来季の暫定カレンダーの日程を変更したと発表した。
LMP2クラスを筆頭に、LM-GTE、LMPC、GTCの4クラスで争われているELMS。今季は昨年に比べてエントリー数を増やし、LMP2クラスでは参戦初年となるアルピーヌ・ニッサンがタイトルを獲得した。
今回の変更では、全5戦のラウンド数や開催地に動きはなかったものの、第2戦イモラと第5戦エストリルが1週間後ろにずれる形に。イモラが5月17~18日、エストリルが10月18~19日にスケジュールされた。
来季のELMSは、今季までのワールドシリーズ・バイ・ルノーとの提携関係を解消し、走行時間を増やす方向になる。レースが現在の3時間から4時間に延長されるほか、フリープラクティスの時間も現在の60分から90分となる。こうした変更により、1イベントあたりの走行時間の合計は、今季の320分から440分に延びることになっている。