2008年のル・マン24時間レースにクラージュをベースとしたオリジナルのLMP1マシンで参戦、学生チームとして注目を集めた東海大学工学部の林義正教授ゼミが、ふたたびル・マン24時間に挑戦することとなった。
東海大学の広報部によれば、すでにル・マン24時間を主催するACO(フランス西部自動車クラブ)に10年大会のエントリーを提出ずみ。エントリーが認められれば、2回目の挑戦が実現することとなる。
神奈川新聞が26日付で報じたところによれば「エンジン開発の協力企業が資金の増額に応じてくれることになり」とのことで、参戦資金にも目途がついた様子。すでに一度本戦を走っていること、09年のアジアン・ル・マン岡山に挑戦したことなどで実績もあり、林教授はエントリーに自信を持っているようだ。
チームの体制やドライバーなどまだ決定している事項は一切なく、広報によれば「決まり次第お伝えします」とのことだ。