WEC世界耐久選手権などに参戦しているエンツォ・ポトリッツィオは、自身の率いる8スター・モータースポーツとともにWECのLMP2クラスに復帰することを考えているようだ。

 ポトリッツィオの8スターは今季、WECのLM-GTEアマクラスに、81号車フェラーリ458GTEで参戦。また、スターワークス・モータースポーツのプログラムとともに参戦した昨年のWECでLMP2クラスを制した後、グランダムシリーズにデイトナプロトタイプで参戦している。
 昨年のWECでLMP2クラスの王座に輝いたスターワークスは、資金不足により今季のマシンを調達できず、開幕を前に参戦を断念している。

 ポトリッツィオは、WECでのLMP2クラスへの復帰と、14年からアメリカン・ル・マン・シリーズとグランダムが統合されて発足する新シリーズ『ユナイテッド・スポーツカー・レーシング(USCR)』へのデイトナプロトタイプマシンでの参戦を望んでいる。

「我々はきっと再びWECに参戦するだろう。できればもう一度LMP2クラスでね」とポトリッツィオ。
「我々自身のチーム体制でそれをやり、イギリスに拠点を構える」

 昨シーズンWECでは、HPD ARX-03b・ホンダをドライブしていたポトリッツィオだが、現在検討中のシャシーはモーガンLMP2かオレカ03であり、HPDとの関係は更新しないだろうと明かしている。

 またポトリッツィオは、WECとUSCRの間でドライバーを入れ替えることも考えているようだ。

「メインのドライバーラインナップは、サーキットによって一方のマシンからもう一方のマシンへ切り替えるよ」
「それが我々のやりたいことなんだ。とてもお金のかかるプログラムだから、スポンサーがそれに同意してくれることを願っているよ」

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