ACOフランス西部自動車クラブは28日、6月22日〜23日に開催された第81回ル・マン24時間耐久レースのLMP2クラスで3位に入った、G-ドライブ・レーシングの26号車オレカ03・ニッサンをリザルトから除外したと発表した。
今季のル・マンで、LMP2クラスの上位を争った26号車オレカ・ニッサンは、ロマン・ルシノフ/ジョン・マーティン/マイク・コンウェイのトリオで決勝レースをクラス3位、総合9位で終え表彰台を獲得したが、ACOは26号車のガソリンタンク容量が違法であったとして、26号車を決勝リザルトから除外する裁定を下した。
この裁定の結果、26号車の後ろでフィニッシュしたマシンの順位がひとつずつ繰り上がることになり、LMP2クラスの3位にはグリーブス・モータースポーツのヤン・マルデンボロ/ルーカス・オルドネス/ミハエル・クルム組42号車ザイテックZ11SN・ニッサンが繰り上がった。
今回のACOの決定に対し、G-ドライブ・レーシングを運営するデルタADRは控訴する意向だという。