WEC世界耐久選手権に参戦しているAFコルセは、来シーズンも今年と同様の体制でLM-GTEプロクラスに参戦することになりそうだ。
フェラーリでF1以外のレース活動を率いているアントネッロ・コレッタは、フェラーリは来シーズンもAFコルセとともにLM-GTEプロクラスに参戦するのだと語っている。
「プログラムは承認されており、体制が2013年と同様になることは自然なことだ」
またコレッタは、ジャンカルロ・フィジケラがフェラーリから離脱するのではないかという噂も否定している。
「何も変わらないよ。我々のドライバーに満足しているし、ジャンカルロは我々のドライバーのひとりだ」とコレッタ。
「(ドライバーの)組み合わせだけは変わるかもしれないけどね」
フェラーリは今季、51号車と71号車の2台のフェラーリ458GTEでLM-GTEプロクラスに参戦していたが、先日行われたWECの今季最終戦バーレーンにおいて、LM-GTEプロ/アマクラスのドライバーズタイトルを獲得するため2台のドライバーラインナップをシャッフル。71号車に小林可夢偉とフィジケラ、51号車にジャンマリア・ブルーニとトニ・バイランダーが乗り込み、見事ブルーニがドライバーズタイトルを獲得した。
また、今季はスクーデリア・フェラーリのドライバーとしてAFコルセからWECに参戦していた可夢偉は、14年のF1シート獲得を目指しているが、現在のところ来期に関する発表はなされていない。