ALMS第3戦ロングビーチの決勝が18日に行われ、ジル・ド・フェラン組のアキュラLMP1が初の総合優勝を飾った。
インディカーの予選終了後、21台が出走して行われたALMSの決勝は、2台のアキュラによる一騎打ちとなった。2番手スタートだったサイモン・パジェノーの66号車が、ポールのスコット・シャープ駆るハイクロフトの9号車をターン1でパス。シャープはその後トップを奪還するが、レース開始1時間で入ったピットインの際、クルーがヘルメットを被っていない痛恨のミステイクで20秒ペナルティを課され万事休す。パジェノーの後を受たジル・ド・フェランがリードを守り切り、チェッカーまで走り切った。
チームにとってはALMS初の総合優勝。旧CART時代からロングビーチGPに出場しているド・フェラン自身にとってもこの市街地コースでは初優勝となり、「最高の気分だよ」と喜んだ。
LMP2クラスは、フェルナンデスの15号車(フェルナンデス/ディアス)がスタートでダイソン・マツダの16号車(スミス/ダイソン)に先を越されたが、その後のピットストップで逆転。開幕3連勝を飾った。また、GT1クラスで孤軍奮闘していたコルベットがこのレース限りでGT1クラスへの参戦を終了。次戦からGT2クラスへの戦いの場を移することになった。
ル・マン/WEC ニュース
ALMS:第3戦ロングビーチ、ド・フェラン組が初優勝
