5月17日〜20日に今年も開催されるニュルブルクリンク24時間レースに、アストンマーチン・レーシング(AMR)がダンパーメーカーのビルシュタインと提携し、ワークスチームを送り込むことになった。
今年で創業100周年を迎えるアストンマーチンは、WEC世界耐久選手権に4台を送り込むなど積極的なレース活動を展開しているが、今年のニュルブルクリンク24時間にもワークスが投入されることになった。
アストンマーチンは新たにビルシュタインと市販車を含む提携を結び、ニュルにアストンマーチンV12バンテージGT3を投入することに。マシンにはおなじみのイエロー、ブルーのビルシュタインカラーが施される。
「昨年のニュル24時間ではヤングドライバーAMRをサポートし、レースを通して様々な経験を得て、車両の改善点を学んだ。今季はそれを活かして優勝したいと思う」と語るのは、自らステアリングを握りニュルに参戦した実績をもつアストンマーチンのウルリッヒ・ベッツ社長。
ステアリングを握るのは、WECにもAMRから参戦するダレン・ターナー、ステファン・ミュッケ、アラン・シモンセン、ペドロ・ラミーという4人。このビルシュタインカラーのV12バンテージGT3はニュル前のVLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)の第1戦、第3戦にも登場するという。