アジアン・ル・マン・シリーズを運営するフランス西部自動車クラブ(ACO)は2日、2013年からスタートするシリーズについて、当初スケジュールされていた全6戦の日程から2戦を減らし、4戦のスケジュールに変更すると明らかにした。

 2013年から本格的にスタートするアジアン・ル・マンは、LMP2クラスを頂点としてLMPC、LM-GTE、GTCというカテゴリーで全6戦でスケジュールされていた。GTCにはスーパーGTとのコラボレーションにより、GT300クラスの車両も出場可能となっている。

 当初、シリーズは中国のズーハイで4月28日に開幕し、上海、オルドスと中国内で3戦、韓国のインジェ、日本の富士スピードウェイ、インドネシアのセントゥールと全6戦がスケジュールされていた。しかし2日、ACOはこのスケジュールを変更し、8月のインジェを開幕戦とし、第2戦を富士、ズーハイを10月に移し第3戦に、最終戦をインドネシアと全4戦のスケジュールに変更。中国での2戦を開催しないと明らかにした。

 この理由についてACOでは、一定以上のエントリーが集まっているものの、昨今の経済情勢を鑑みコストとレースについて合理化するべきというエントラント、投資家、そしてACOと協議した結果の決定だとしている。

 また、今回の決定に合わせACOでは、今季のAsLMSにおけるLM-GTEクラスの設定をキャンセル。GTカーによるクラスはACOのBoPによるGTCクラスのみの開催にするとした。また、GTCカテゴリーのさらなるエントラント誘引として、2014年のル・マン24時間におけるGTEカテゴリーの自動招待を、選手権のランキング2位まで広げる。さらに、エントリーの最終締切を6月20日まで引き下げると発表した。

 なお、第2戦に予定されている富士スピードウェイでのレースだが、日程については9月22日で変更はされておらず、WTCC世界ツーリングカー選手権鈴鹿との日程バッティングはまだ解消されていない。

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