BMWモータースポーツは、カスタマーレーシング向けに新型2シリーズクーペのレーシングバージョン、M235iレーシングをリリースすると発表した。
このM235iレーシングは、まだイメージイラストしか公表されていないものの、価格は税抜き59,500ユーロ(約803万円)と、コンプリートレーシングカーとしては非常に良心的な価格であり、アマチュアチームや入門ドライバーにも最適で、実質的にM3 GT4の後継モデルと言える。
VLNニュル耐久シリーズやニュルブルクリンク24時間レースなど、主にニュルのプライベーターをターゲットとしたモデルで、市販のM235iをベースにモータースポーツエンジニアが開発を手掛け、その仕上がりには、「極めて素晴らしい」とBMWモータースポーツ代表を務めるイェンス・マルカルトも太鼓判を押す。
BMWモータースポーツでは、プロやジェントルマンドライバー向けのZ4 GT3を筆頭にM3 GT4とこのM235iレーシングが続き、プロからアマチュアまで、予算やカテゴリーに合わせたモータースポーツ活動が行えるとしている。