Race Report
2013.05.17-21 ニュルブルリンク24時間耐久レース2013
BRP奥村選手・梅本選手の日本人コンビ、ニュルブルリンク24時間耐久レース「ロードランナーレーシング No.141 ルノークリオCUP」はSP3クラス3位で初めてのニュル24hを終える
Birth Racing Project【BRP】は2013年5月17日~21日ドイツ、ニュルブルリンクで開催された「ニュルブルリンク24時間耐久レース2013」において、豪雨、霧の近年まれにみる荒れた気象の決勝レースを、トヨタGAZOOレーシング86との激闘の末、3位でチェッカーを受け表彰台を獲得。
【5月17日(金)公式1次予選】天候:雨~曇り 路面:WET→DRY
4時間の予選時間で、夕方の土砂降りのWET路面から夜の半乾きの路面の中を4人のドライバーでアタックを開始しました。一時はトヨタGAZOOレーシングの86、オペルマンタに続きクラス3位につけますが、残り時間30分を切る所で、トヨタGAZOOレーシングが1・2体制に入り、他のライバルもタイムを上げてきて、最終的にクラス:5位で長い公式1次予選を終えました。
【5月18日(土)公式2次予選】天候:曇り 路面:DRY
昨日に引き続き、お昼のDRYコンデションの中1時間半の2次予選が開始されました。明日からの24時間耐久レースに備えて、リスクを最小限に抑える為、予選は各ドライバー1LAPのみとして車両温存の戦略で臨みました。しかし、早速一人目のドライバーのアタック中から、他車との接触があり緊急ピットインとなり接触箇所の修復をして、二人目のドライバーがアタックに向かいますが、アタック終了後電装系のトラブルでエンジンが停止、流れが悪い事からこの時点で予選を終了する事となりました。
更に悪い事は続き、昨日の一次予選でピットロード速度違反のペナルティが課せられて、ベストタイム抹消となり、クラス10位という非常に不本意な結果で予選を終えました。
【5月19日(日)決勝(スタート)】天候:曇り→豪雨 路面:DRY→WET
いよいよ24時間耐久レースがスタートするPM5:00を迎えます。
天候は曇りのDRYコンデションでのスタートとなりました。スタートドライバーは梅本選手が担当して、予選10位から追い上げます。スタート直後からのスタートダッシュで2時間経過時点では、4位まで順位を上げて、セカンドドライバーのトーマス選手に交代し、更に猛追をしますが、約2時間を経過する段階で5位で周回しますが、突如大雨に見舞われ緊急ピットインで、タイヤ交換とルーティンのドライバーチェンジを行い、奥村選手にドライバー交代をしました。ドライバー交代をする頃には日が暮れて夜間走行が始まりました。 大雨・霧・夜・ウォータースクリーンの4重苦の中、引き続き猛プッシュをしてクラス2位まで順位を上げて、ロードランナーレーシングはNo.141とNo.142でクラス1・2体制となりますが、レースは悪天候(大雨)の為、6時間経過の段階で赤旗中断となり、天候回復を待ち長時間のレース中断を余儀なくされました。
ロードランナーレーシングはSP3クラス強豪のトヨタGAZOOレーシングの86と歴戦のオペル・マンタを抑えて、チーム1・2体制という最高の状態でレース再開を待ちました。
【5月20日(月)決勝(再スタート)】天候:雨 路面:WET
ニュルでは実に6年ぶりとなる、珍しい悪天候により長時間の赤旗中断は9時間経過後のAM8:00に再スタートとなりました。雨はまだ降り続いている状態での再スタートとなり、再スタートはマイケル選手が担当して、残り9時間を戦いとなりました。スタート後の混乱もあり、クラス5位まで順位を落としますが、順調に周回を重ねて、予定のルーティンで梅本選手にドライバーチェンジを行います。その後徐々に天候は回復が進み、路面もレコードラインはDRYコンデションとなった為、早めのドライバーチェンジとタイヤ交換を行い、奥村選手に交代しました。浅溝のインターミディタイヤでコースインして、クラス2位まで順位を上げますが、再び雨が降りだしペースダウンを余儀なくされ、その間にWETタイヤに換装したトヨタGAZOOレーシングの86に先行を許し、3位で周回を続け、再びタイヤ交換と最後のドライバーチェンジでトーマス選手に交代して、最後まであきらめずに走りきますが、クラス3位でチェッカーを受けました。
【ニュルブルリンク24時間耐久レース2013 SP3クラスレース結果】
1位 No.142 ロードランナーレーシング(ルノークリオCUP)ローランド・ペーター組
2位 No.136 トヨタGAZOOレーシング(86)木下・佐藤・矢吹・平田組
3位 No.141 ロードランナーレーシング(ルノークリオCUP)梅本・奥村・マイケル・トーマス組
【コメント】
昨年から夢の舞台である、ニュルブルリンク24時間耐久への参戦の為にVLNレースに参戦して準備を進めておりましたが、ニュル24h初参戦で表彰台を獲得する事ができた事は、非常に幸運な事であり、ニュルでは異例の長時間の赤旗中断という、神様の悪戯がなければ車両・ドライバー共に消耗戦となり、また違ったドラマが生まれていた事と思います。今年で獲た経験を大切にして、引き続きニュルブルリンクへのチャレンジは継続し、来年の24hには再びクラス1位を目指して、日々鍛錬していきたいと思います。
最後にこの場を借りまして、BRPの活動にご支援・ご声援を頂く全ての方に感謝申し上げます。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
BRP 代表 奥村浩一
