FIA GT選手権を統括するSRO(ステファン・ラテル・オーガニゼーション)の代表、ステファン・ラテルは、来季GT2規定を使用したシリーズを実現したいと画策しているようだ。
英autosport.comが伝えるところでは、この週末のスパ24時間の会場で、スパを中心にヨーロッパの主要サーキットで、GT2を使用したセミ耐久シリーズを実現させたいというプランを明らかにしている。
「FIAには、モンツァやニュルブルクリンクのようなメジャーなサーキットで、スパを24時間を中心にシリーズができないか提案している」とラテル。
「4つか5つのイベントを、かつてのFIA GT選手権のフォーマットで実現できないかと考えている。ドライバーのカテゴライズはしないつもりだ」
今季、FIA GT2選手権はエントリーが集まらず成立しなかった経緯があるが、ラテルによれば、この週末のスパ24時間のように、FIA GT2規定からGT3、GT4、GTNの車両を集めたシリーズレギュレーションを考えているという。
