FIA-GTシリーズ第3戦は7日、オランダのザントフールトで決勝レースが行われ、マキシミリアン・バーク/アーロン・デイ組グラビティ・シュローズの1号車メルセデスベンツSLS AMG GT3が優勝を飾った。
マスターズF3と併催されたFIA-GTシリーズ第3戦。20台が参加し6日に予選が行われ、セバスチャン・ローブ/アルバロ・パレンテ組マクラーレンMP4-12C GT3がポールポジションを獲得。グラビティ・シュローズのメルセデス勢、WRTのアウディR8 LMSウルトラ勢が続いた。
続く予選レースでは、タイトなザントフールトでアクシデントが多発。スタートではパレンテが駆るマクラーレンが、ローレンス・バンスール駆るアウディ、アンドレアス・シモンセンが駆るメルセデスに挟まれる形でクラッシュ。後退してしまった。
バンスール駆るアウディはその後リードを広げ、アウディ勢が上位を占める展開となるが、ハイペースで追い上げたバーク駆るメルセデスが2位まで浮上。予選レースはステファン・オルテリ/バンスール組11号車アウディが優勝、1号車メルセデスが2位となり、アウディ勢が1-3-4位を占めた。
7日のチャンピオンシップレースもアクシデントが多いレースとなったが、そんな中で1号車メルセデスはスタートでアドバンテージを奪うと、アウディ勢を退け優勝。2位は11号車アウディ、3位は13号車アウディという結果となった。4位にはカルン・チャンドックが乗り込んだセイファース・モータースポーツのメルセデスが入っている。
プロ-アマクラスのニッサンGTアカデミー・チームRJNのGT-RニスモGT3は35号車が8位、32号車が11位。ローブ組マクラーレンは14位でチャンピオンシップレースを終えている。
FIA GT Series – Netherlands – Qualifying Race – Zandvoort – Short Highlights
FIA GT – Netherlands – Championship Race – Zandvoort – Short Highlights