FIA-GTシリーズを運営するSRO(ステファン・ラテル・オーガニゼーション)は28日、今季の最終戦として11月23日〜24日に開催されるアゼルバイジャンのバクーでのレースのエントリーを発表した。
『バクー・ワールドチャンレンジ』と題されたこのレースは、アゼルバイジャンの首都バクーに設置されたコースが舞台で、2012年に完成したバクー・クリスタル・ホールを臨む4.38kmのストリートレースで争われる。
このレースには通常のFIA-GTシリーズ参戦車両の他に、SROがプロモートする他シリーズからもゲストエントリーを募っており、ブランパン耐久シリーズ王者のマルクVDSがBMW Z4 GT3でエントリーするほか、ブーツェン・ジニオン・レーシングがマクラーレンMP4-12C GT3を2台エントリーした。
また、イギリスGTからは今季チャンピオンを獲得したトラックスピードが2台のポルシェ911 GT3Rを投入。さらに、キャラウェイ・コンペティションがワークスでコルベットZ06R GT3を1台走らせる。
ただ、通常のFIA-GT参戦チームからはニッサンGT-RニスモGT3を走らせるチームが、事前の予想どおりエントリーしていない。最終的なエントリーは30台で、20台がプロカップ、7台がプロ-アマカップ、4台がジェントルマン・トロフィーとなっている。