FIA GT1世界選手権第6戦ニュルブルクリンクは、ダレン・ターナー/トーマス・エンゲ組アストンマーチンDB9がほとんどのセッションでトップを奪いそのまま優勝。ニュルブルクリンクを席巻した。2位はクリストファー・ハッセ/ピーター・コックス組ランボルギーニ・ムルシェラゴLP670 R-SVだった。
FIA会長のジャン・トッドも会場を訪れ、FIAが推進する“メイク・ロード・セーフ”キャンペーンが大々的に行われた今回のニュルブルクリンクラウンド。プレ-クオリファイ、そしてノックダウン予選のQ2、Q3とトップを奪ったヤングドライバーAMRチームのターナー/エンゲ組アストンマーチンは、予選レースでも他の追随を許さずトップでチェッカーを受け、迎えた決勝でも序盤からターナーがリードを広げ、エンゲにスイッチしてからも余裕のマージンをキープ。優勝を飾った。
「スタートから大きなリードを築けるよう集中していたんだ。(2番手だった)コルベットに対して大きなリードを築けたのは良かったね。プッシュしたけど、ミスを犯すことは無かった」とターナー。
2位はハッセ/コックス組ランボルギーニ。マルク・ヘネリッチ/アレクサンダー・マルガリティス組コルベットZ06がスタートから2番手を守っていたが、ピットストップで逆転を果たしている。
ニッサンGT-R勢は、ウォーレン・ヒューズ/ジェイミー-キャンベル・ウォルター組スモーパワー22号車が8位でフィニッシュし、これが最上位。荒聖治/マックス・ニルソン組スイス・レーシング4号車は21位だった。
