今季から新たにスタートしたFIA GT1世界選手権の第1戦、ヤス・マリーナは17日、予選レースと決勝が行われ、マテック・フォードGTのトーマス・ミュッヒ/ロメイン・グロージャン組が開幕戦を制した。2位・3位にはフェニックス・レーシング/カースポーツのコルベットZ06が2台続いた。

 17日の午前に行われた予選レースでは、ポールポジションからスタートした13号車コルベットZ06が優勝を果たすも、バランス・オブ・パフォーマンスで義務づけられたホモロゲーション違反により10グリッド降格のペナルティが課せられた。この予選レースでは、11番グリッドからスタートした5号車マテック・フォードGTが快走。グロージャンが元F1ドライバーの格を見せつけ、一気に2番手でフィニッシュ。結果的に決勝ポールポジションを獲得した。

 迎えた決勝では、予選レースで12位フィニッシュを果たしていた荒聖治/マックス・ニルソン組4号車ニッサンGT-Rがトラブルのため1周で無念のリタイア。一方、ポールポジションから飛び出した5号車フォードGTはトップを守り走行していく。

 一方、後方からはグリッド降格を喫した13号車コルベットが怒濤の追い上げ。僚友の14号車コルベットを従え、1号車マセラティMC12をも上回るも、早めのピットストップを行いグロージャンが素晴らしい走りをみせた5号車フォードGTには及ばず。24歳の誕生日を迎えたグロージャンが嬉しいバースディウインを飾った。

 4位は1号車マセラティMC12で、5位にはリカルド・ゾンタがドライブした25号車ランボルギーニ・ムルシェラゴR-SV。ニッサンGT-R勢の最上位はウォーレン・ヒューズ/ジェイミー-キャンベル・ウォルター組のスモーパワー22号車の12位となった。

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