FIA GT1世界選手権第2戦の決勝がイギリスのシルバーストン・サーキットで行われ、ウォーレン・ヒューズ/ジェイミー-キャンベル・ウォルター組のスモーパワーGT(22号車)がニッサンGT-Rにうれしい初優勝をもたらした。

 予選レースを5位でフィニッシュしたスモーパワーGT 22号車は、決勝でもスタートを決めると序盤に早くも4番手に浮上。その後、トップ3を独占していたアストンマーチンの1台が脱落して、終盤は25号車のランボルギーニのムルシェラゴR-SVと激しい3番手争いを繰り広げた。

 レース終盤の23周目、GT-Rはランボルギーニのテールをついに捉えると24周目の1コーナーで25号車をインからオーバーテイク。3番手に立ったスモーパワーGT 22号車は残りの周回も難なく走りきり、アストンマーチンの2台に続いて見事3位でチェッカーを受けた。

 しかしレースはこれで終わりとはならず、フィニッシュ後に大きな波乱が起きてしまう。トップチェッカーを受けたダレン・ターナー/トーマス・エンゲ組(ヤングドライバーAMR)のアストンマーチンDBR9 7号車にフラットボトムの規定違反が発覚してレース結果から除外されると、2位フィニッシュのヘクシスAMR 9号車には15秒加算のペナルティが出された。9号車はドライブスルーペナルティが出された際に規定の3周以内にペナルティを実行しなかったことがペナルティの対象となってしまったのだ。

 この結果、スモーパワーGT 22号車が2秒差ながらも1位という結果になり、ニッサンGT-Rがシリーズ初優勝を手にすることとなった。3位はランボルギーニ・ムルシェラゴR-SV 25号車。荒聖治/マックス・ニルソン組のスイス・レーシングのGT-Rは9位とだった。

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