JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010のフォーミュラ・ニッポン予選が12日に行われ、スーパーラップの最高速で争われるレース1のポールポジションをケイ・コッツォリーノ(Team LeMans)が、ラップタイムで争われるレース2のポールポジションをアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)が獲得した。

 1台ごとのアタックで行われる今回のFUJI SPRINT CUPのフォーミュラ・ニッポン予選。アタック順は今季のシリーズランキングの下位からのアタックとなり、まずは先陣を切って井出有治(MOTUL 無限)がコースイン。井出は午前中同様、思いきりウイングを寝かせた状態でコースに入った。

 井出はまずは1分26秒668、そして最高速は303km/hという記録をマーク。続く松田次生(KONDO RACING)は最高速は上回っていったものの、タイムは上回れずとなったが、3番手井口卓人(DELIZIEFOLLIE/CERUMO・INGING)が最高速で306km/hに。

 1周の中で最高速とタイムが決定されていく目まぐるしいセッションの中、目立ってきたのは午前中も最高速をマークしたケイ・コッツォリーノ(Team LeMans)! 他を大きく引き離す314km/hの最高速をマークし、かつタイムも上々。素晴らしい走りを披露した。

 途中、ランキング3位のロイック・デュバル(DOCOMO DANDELION)がダンロップコーナー立ち上がりからスローダウン! なんとノータイムとなってしまう波乱が発生してしまう。デュバルは最高速でも12番手に終わり、レース1を12番手、レース2を最後尾というグリッドになってしまった。

 レース2のポールポジション争いは、終盤に向けて白熱。平手晃平(Mobil1 IMPUL)が出したトップタイムを塗り替えてきたのはロッテラー! そのタイムに今季王者のジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(Mobil1 IMPUL)が迫っていくが惜しくも及ばず。ロッテラーがレース2のポールポジションを獲得、2番手にオリベイラ、3番手に平手、4番手に塚越広大(HFDP)という順位となった。

 レース1のポールポジションはコッツォリーノのダントツの記録が残り、コッツォリーノが土曜のポールを獲得。ロッテラーはレース1の最高速でも2番手タイムで、両日フロントロウを獲得した。

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