FIA GTワールドカップは20日、マカオのギア・サーキットで予選が行われ、赤旗が3度発生する中、ステファン・ミュッケ(アストンマーチン・バンテージGT3)が予選レースのポールポジションを獲得した。

 15時55分(現地時間)からスタートした30分間の予選は、ドライコンディションのもと行われたが3度の赤旗でセッションが中断となる予選となった。1度目はセッション開始から9分、暫定トップタイムをマークしていたマーロ・エンゲル(メルセデスベンツSLS AMG GT3)がマンダリンでクラッシュを喫し赤旗が提示される。続いてチームメイトのランガー・バン・デル・ザンデ(メルセデスベンツSLS AMG GT3)もパイオルでクラッシュを喫し2回目の赤旗。そして3回目は、セッション残り12分というところで、アンドレ・クート(マクラーレン650S GT3)がマンダリンで激しくクラッシュ。クートは無事だったもののマシンは激しく損傷、明日の予選レースまでに修復が間に合うかどうかというクラッシュとなった。

 ポールポジション争いでは、序盤のクラッシュで早々と戦列を離れたエンゲルが終盤までトップにつけていたが、残り1分半でエドアルド・モルタラ(アウディR8 LMS)がエンゲルのタイムを更新。しかし、その後方からアタックをかけたミュッケが完璧なラップでコントロールラインを通過すると、僅か100分の1秒差でモルタラのタイムを更新、ポールポジションを獲得した。2番手はモルタラ、3番手にエンゲルと続き、ポルシェ陣営の最上位はアール・バンバー(ポルシェ997 GT3R)の8番手、マクラーレン陣営ではアルバロ・パレンテ(マクラーレン650S GT3)の10番手が最上位となった。

 GTワールドカップは、21日に決勝のグリッドを決める予選レースが行われ、22日決勝でFIA-GT3の世界一が決定される。

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