ル・マン24時間を運営するACO(フランス西部自動車クラブ)は31日、今季のインターコンチネンタル・ル・マン・カップ(ILMC)の最終戦を中国・ズーハイで開催すると発表した。

 今季のILMCのカレンダーについては、最終戦は「中国のいずれかの場所」で開催されることが決定していたものの、サーキットは確定しないままセブリングでの開幕戦を迎えていた。31日にACOが発表した場所は、2010年もILMCを開催したズーハイで、上海国際サーキットとズーハイが大会を運営するという。

 このズーハイラウンドでは、他のILMCと同様に、LM-GTEの下位カテゴリーにあたるLM-GTC、フォーミュラ・ル・マン(FLM)のマシンも参加が可能となっている。

 また、今回発表されたリリースの中で、マニュファクチャラーとエントラントの要望により、2012年は中国で2戦を開催する方向性で検討を開始しているという。

 アジアでのILMCの開催については、当初2011年に日本の富士スピードウェイもカレンダーに掲載されていたが、その後ロジスティクス等の都合により、2011年は開催実現には至らなかった。

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