2014年F1第19戦アブダビGPの公式予選Q1は、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。各車のタイムと順位は以下のとおり。
過去2戦を欠場したケータハムの復帰で20台が揃ったアブダビGP。予選は再びフォーマットが変更され、最初のQ1は5台がノックアウト、セカンドラウンドのQ2には上位15台が進むことになった。
気温26度、路面温度32度でセッションがスタートすると、メルセデス2台を始め多くのマシンが最初からスーパーソフトタイヤを投入。最後にコースインしたレッドブルを含め、最終的にはウイリアムズのバルテッリ・ボッタスを除く19台がオプションタイヤでアタックを行った。
そのなか、Q1トップにつけたのはメルセデスのハミルトン。アタックラップで何度かタイヤをロックさせたハミルトンだったが、チームメイトのニコ・ロズベルグをコンマ1秒上回ることに成功。2台はトータル3周と最小限の周回数に留めた。
ハミルトンからコンマ2秒遅れの3番手には、チェッカー直前にアタックを決めたウイリアムズのフェリペ・マッサが入り、マクラーレンのケビン・マグヌッセンとジェンソン・バトンのマクラーレン勢が4、5番手で続いた。
FP2以降、少ない周回数に留まっていたフェラーリのフェルナンド・アロンソは、セッション終盤までトップ10圏外だったものの、最後は12番手タイムをマーク。レッドブルのセバスチャン・ベッテルが13番手。
一方、Q1突破をかけた争いでは、ザウバーのエイドリアン・スーティルが15番手に飛び込みQ2に進出。20グリッド降格が決まっているロマン・グロージャンはスーティルに100分の2秒届かず、決勝ではドライブスルー・ペナルティを受けることになった。