レッドブルRB8のステップドノーズについたレターボックス・スロット型のエアインレットについて、チーフテクニカルオフィサーのエイドリアン・ニューエイは、ドライバーの冷却用であると説明しているが、この答えにF1関係者らは納得していない。
レッドブルは新車に今年のトレンドのステップドノーズを使用しているが、他チームと異なり、ステップドノーズに郵便箱の投入口のようなエアインレットを設けていた。
ニューエイの「ドライバーの冷却用スロット」という説明には疑問が残るとYallaF1は伝えている。メインのインレットは中央でふたつに分かれているという。
Telegraphによると、ニューエイはこれは「主に」冷却のためと述べており、別の用途もあると推測されるということだ。
あるライバルチームのエンジニアは「それならドライバーたちは雨が降ったら足が濡れることになるね」と述べている。
また、ヘレステストでAutosprintに対し、マーク・ウエーバーはにやりとして「つま先がちょっと寒すぎるかな」と語ったという。
このスロットはKERSの冷却用であるとか、Fダクトのような空気の流れを作るものであるなど、さまざまな推測が持ち上がっている。