2013 ニュルブルクリンク24時間レース
STI NBRチャレンジ2013チームのドライバーラインアップ決定
5月17日~20日にドイツで開催されるニュルブルクリンク24時間レース(略称:NBR)へ、6年連続で挑戦するスバルテクニカインターナショナル株式会社(略称:STI)は、このほどドライバーのラインナップを決定しました。
1月12日に東京オートサロンで行った2013年のSUBARUモータースポーツ活動計画発表時には、吉田寿博、佐々木孝太の2名の日本人ドライバーについてはお伝えしておりましたが、このほど2名のヨーロッパ人ドライバーとの契約が完了しましたのでお知らせします。ひとりは、2010年から4年連続でSTI NBRチャレンジのドライバーを務めるカルロ・ヴァンダム(オランダ)です。ヴァンダムは、2008年に全日本F3選手権でチャンピオンを獲得。同年、SUPER GTのGT300クラスでインプレッサGT300をドライブした経験をもっています。ヴァンダムとSTIの関係はここから始まり、2010年から連続でSTI NBRチャレンジチームのドライバーを務めています。今年は彼にとって4年目のチャレンジになります。
もう1名は、新メンバーとして加わるドイツ人ドライバーのマルセル・ラッセーです。現在31歳のラッセーは2001年にフォーミュラルノーのチャンピオンを獲得し、ジョーダンF1のテストドライバーを務めたことがあります。ニュルブルクリンク24時間レースにもセアトやBMW、ポルシェでの参戦経験をもっています。マルセル・ラッセーは、昨年NBRでSUBARUの2連覇に貢献したあと不慮のバイク事故で他界したマルセル・エンゲルスとも幼なじみであり、「親友のマルセル・エンゲルスを失ったことはすごく残念だが、僕は彼と彼のファミリーのためにレースを戦う」と話しています。
すでに発表されている吉田、佐々木に加え、ヴァンダム、ラッセーの4名体制で、STIは今年のニュルブルクリンク24時間レース・SP3Tクラス3連覇を目指します。参戦車両のSUBARU WRX STIレースカーはすでにドイツに向けて輸送中であり、チームは4月13日に現地にて行われる耐久レース(VLNシリーズ)参戦に向けて準備を進めています。