1月9日〜11日にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われるユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)のプレシーズンテストのエントリーリストが発表された。4クラス合計で53台がエントリーしている。

 アメリカン・ル・マン(ALMS)とグランダムの統合によって14年からスタートしたUSCC。1月末に開催される開幕戦のデイトナ24時間を前に、9日からプレシーズンテストが行われる。

 デイトナプロトタイプ(DP)とLMP2で争われるPクラスには16台が参加。DPの9台、LMP2の6台に加え、昨年に引き続きデルタウイングもこのクラスに含まれている。注目のドライバーも多数名を連ねており、スターワークス・モータースポーツの7号車ライリー・ディナンDPからは、WEC世界耐久選手権のLMP1クラスにポルシェから参戦しているブレンドン・ハートレーや、元F1ドライバーのルーベンス・バリチェロも参加。VisitFlorida.comレーシングの90号車コルベットDPのドライバーにはマイク・ロッケンフェラーもラインナップされている。

 今季からWECにフル参戦する傍ら、USCCにもスポット参戦するエクストリームスピード・モータースポーツ(ESM)は新型クローズドLMP2のHPD ARX-04b・ホンダの2台でこのテストにエントリー。また、クローン・レーシングがリジェJS P2・ジャッド、昨年はライリー・フォードDPで戦っていたマイケル・シャンク・レーシングはリジェJS P2・ホンダでエントリーしている。マツダLMP2 SKYCATIV-Dレーシングも昨年に引き続き2台体制でこのテストに参加する。

 オレカFLM09のワンメイクで争われるPCクラスには、昨年クラス王者に輝いたスターワークスや、優勝争いを繰り広げた8スターモータースポーツ、COREオートスポーツなど8台が名を連ねている。

 LM-GTEマシンが争うGTLMクラスからは10台が参加。昨年限りでダッジ・バイパーがワークス参戦を打ち切っているが、今回はフェラーリのワークス格チームであるAFコルセがエントリー。コルベットC7.R、ポルシェ911 RSR、BMW Z4 GTE、フェラーリ458イタリア、アストンマーチン・バンテージV8の5車種という多彩なラインナップとなった。

 グランダム規定のGTカーやFIA-GT3カーなどが戦うGTDクラスには4クラス中最多となる19台がエントリー。藤井誠暢と星野敏がフライング・リザード・モータースポーツの45号車アウディR8 LMSのドライバーとして名を連ねているほか、ポール・ミラー・レーシングの48号車アウディのドライバーには、今季ル・マン24時間でアウディの3台目からLMP1に参戦するレネ・ラストもラインナップされている。また、ライト・モータースポーツからはパトリック・デンプシーも参加する。

 9日〜11日の3日間で行われるこのテストの後、シリーズ開幕戦のデイトナ24時間は22日よりフリー走行が行われ、24日〜25日にかけて24時間の決勝レースが行われる。

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