フォルクスワーゲン 新型「ゴルフ ヴァリアント」の販売を開始

　フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社（代表取締役社長：庄司 茂、本社：愛知県豊橋市、略称：VGJ）は、今年、輸入車では初めて“日本カー・オブ・ザ・イヤー”に輝いたフォルクスワーゲンの人気コンパクトカー「ゴルフ」のステーションワゴン、「ゴルフ ヴァリアント」を発表。来年の2014年1月6日（月）から全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで販売を始めます。

　今回導入する「ゴルフ ヴァリアント」は、「ゴルフ ヴァリアント TSI コンフォートライン」と「ゴルフ ヴァリアント TSI ハイライン」の2グレードで、双方ともにABSやESP（横滑り防止装置）、9つのエアバッグなどの基本安全装備はもちろん、時速30km/h未満で作動する緊急ブレーキを標準装備。さらに、上級仕様の「ハイライン」には、オートクルーズの拡張機能として自動追従走行が可能なアダプティブクルーズコントロール“ACC”や“レーンアシストシステム”など、先進の安全・快適装備などを標準で備えています。ボディカラーは、両グレードともに8色取り揃え、価格は、新型「ゴルフ TSI コンフォートライン」が269万5千円で「（同）TSI ハイライン」は 322万5千円（税込）です。

　今回、日本に導入する新型「ゴルフ ヴァリアント」は、フォルクスワーゲンの最新設計モジュール“MQB“を採用したフォルクスワーゲン車の第二弾として登場します。このステーションワゴンは、ハッチバックモデルの「ゴルフ」同様、ひとクラス上の安全・快適装備を備え、最大50kg軽量化されたボディによる高い走行及び環境性能の実現と、もっとも重要な点である「これからの時代のワゴンに求められるあらゆるニーズ」を満載しています。その特徴を下記の6つにまとめてご紹介します。

新型「ゴルフ ヴァリアント」6つの特徴

1.クラストップレベルの最新の安全装備
　新型「ゴルフヴァリアント」には、数々の先進安全装備を標準（一部、オプション）で搭載しています。

A）ABSやESP（横滑り防止装置）に加え、運転席、助手席、サイド及びカーテン、ニーエアバッグなど9個のエアバッグを標準装備。（全車）
B）プリクラッシュブレーキシステム”Front Assist Plus”は、時速30km/h以下で作動する緊急ブレーキに加え、全速度域で追突を回避、あるいは軽減するブレーキシステムです。（全車）
C）マルチコリジョンブレーキシステムは衝突や追突時の衝撃をエアバッグのセンサーが検知、作動。自動でブレーキをかけ、車両を10km/h以下になるまで減速させるなど、対向車線へのはみ出しによって起こる多重事故の危険を低減させるシステムです。（全車）
D）プロアクティブ・オキュパント・プロテクションは、事故の危険を検知すると、即座にシートベルトを巻き上げ、ウインドーを閉じるなど衝突時に各エアバッグが有効に作動するよう備えます。（全車）
E）アダプティブクルーズコントロール“ACC”は、クルーズコントロールの拡張機能として前車との車間距離を自動的に調整しながら走行することができます。（ハイラインに標準、コンフォートラインはオプション）
F）レーンキープアシストシステム“Lane Assist”は、ドライバーの意図しない車線逸脱を検知すると、ドライバーに注意を促すとともに、ステアリング補正を行います。（ハイラインに標準、コンフォートラインはオプション）

2.ハイブリッドに迫る優れた環境性能
　新型「ゴルフ ヴァリアント」は、それぞれ高性能で低燃費なパワートレインとして定評のあるガソリン直噴シングルターボエンジンとDSGトランスミッションを採用していますが、エンジンは最新式のMQBモジュールに置換されており、これに効率よくパワーを路面に伝える7速DSGを組合わせ、さらに、アイドリングストップ機能のStart/Stopシステムとブレーキエネルギー回生システムが付いたブルーモーションテクノロジーを全車に標準装着することで、全車、エコカー減税100％を取得するとともに、JC08モードで1.4Lモデルは19.5km/Lと前モデルよりも23％、そして、1.2Lモデルも21.0km/L、11％も燃費が向上するなど、ハイブリッドモデルに迫る高い燃費性能を達成しています。

3.より広く、使いやすくなったラゲージスペース
　最新のMQBによるボディ設計の結果、新型「ゴルフ ヴァリアント」のラゲージスペースは、同クラスで最大規模の荷室容量を誇る605リットルとなり、前モデルに比べ、+20％（+100リットル）もの空間をあらたに生み出しました。さらに、指先で専用レバーを引いて後席を倒すと、最大1,620リットルにもおよぶ巨大なラゲージスペースに早変わりさせることができます。さらに、トノカバーやラゲージネットパーティションを床下にきれいに収納することもできます。

4.スタイリッシュに生まれ変わったエクステリアと機能的かつエモーショナルで上質なイ　ンテリアハッチバック同様、新型「ゴルフ ヴァリアント」も「ゴルフ」の伝統である水平基調のデザインをフロント部分に踏襲しており、誰が見ても一目で「ゴルフ」ファミリーとわかる表情を有しています。唯一異なるところは、フロントサイドからリヤにかけて伸びやかに走るキャラクターラインとルーフラインです。ボディ全体は少し大きくなったものの、45mm低くなった全高と水平基調のデザインにより、全体的にロー・アンド・ワイドなプロポーションが強調され、とてもスポーティーなワゴンに見えます。

　一方、インテリアについても、ハッチバックの「ゴルフ」同様、きわめて高い品質を実現しています。センターコンソールは運転席側に向けられ、そこには車両のさまざまな機能を統合管理するタッチスクリーンやエアコンなどの操作系が、シンプルかつクリーンに配置されています。快適な居住空間を実現するアイテムのひとつにシートがあげられますが、「コンフォートライン」には、肌さわりの良いファブリックシートを、そして、「ハイライン」にはファブリックと上質なアルカンターラを用いたスポーツシートをそれぞれ標準装備しています。また、「ハイライン」には、さらに快適な室内空間を提供するレザーシートを2種類（ブラック/ブラウン）オプションで用意しています。

5.最新型のインフォティメントシステム“Composition Media”と“Discover Pro”
　新型「ゴルフ ヴァリアント」には、近接センサー付きのタッチパネルを採用したオーディオシステムComposition Media（コンポジションメディア）を全車標準装備していますが、オプションで最新のナビゲーションシステムを内蔵したDiscover Pro（ディスカバープロ）を装着することができます。いずれのユニットも、ラジオやCDおよび共通装備のドライビングプロファイル機能（ハイライン のみ）や電子式サスペンション“DCC”（ハイラインのオプション）の操作を行えます。

6.豊富なオプション
　先進的な安全装備や快適さを向上させるさまざまなアイテムについては、新型「ゴルフ ヴァリアント TSIハイライン」に標準装備しており、「コンフォートライン」にはオプション設定しています。さらに、お客様のご要望に応じて、いっそうアクティブにご利用いただけるよう、さまざまなオプション装備を設定しています。

●全車適用オプション
フォルクスワーゲン純正ナビゲーションシステム“Discover Pro”178,500円（税込）
●コンフォートライン用オプション
バイキセノンパッケージ 73,500円（税込）
セーフティパッケージ 157,500円（税込）
（レーンアシスト、アダプティブクルーズコントロール、パドルシフトを含むセットオプション）
●ハイライン用オプション
電動パノラマスライディングルーフ 147,000円（税込）
DCCパッケージ 147,000円（税込）
レザーシートパッケージ 262,500円（税込）