世界耐久選手権(WEC)の走行初日が行われ、17号車ポルシェ919ハイブリッドがこの日の1番時計を記録した。

 ポルシェの快勝に終わったWEC富士から3週間。耐久レースの世界選手権は、中国・上海に移動してきた。そして、ここでもポルシェ陣営の速さは変わらないようだ。午前中に行われたフリー走行1回目こそ、アウディR18 e-トロン・クアトロの2台が1-2を占めたが、午後になるとポルシェがいつも通りの速さを発揮している。

 最速タイムを記録したのは、17号車ポルシェ919ハイブリッドのマーク・ウェーバーで、1分45秒111。これは、昨年の予選最速タイムよりも約2秒速いペースである。2番手にも、ニール・ジャニのドライブで1分45秒351を記録した18号車ポルシェ919ハイブリッドが入っており、ポルシェが相変わらずの速さを見せた。

 午前中にアンドレ・ロッテラーがドライブし、1分45秒707を記録した7号車アウディR18 e-トロン・クアトロは、午後のセッションではタイムを更新することができず。4番手に終わっている。3番手は8号車のアウディR18 e-トロン・クアトロだったが、首位のポルシェから約0.8秒の遅れを取っている。

 トヨタに関しては、アウディから遅れること1.4秒、ポルシェからは2.2秒も遅れてしまっており、今回も厳しい戦いを強いられそうだ。

 LMP2クラスに目を転じると、午前中・午後共に47号車KCMGがトップ。KCMGは、前戦富士での接触によるペナルティが確定したため、チャンピオンを狙う上では今回のレースでは是が非でも勝たなければならないところ。ただ、直接のライバルである26号車G-ドライブ・レーシングも、FP1では速さを見せており、今回もLMP2は激しい戦いとなりそうだ。

 LM-GTEプロクラスは、71号車AFコルセがジェームス・カラドのドライビングによりFP2のクラストップタイムを記録。また、LM-GTEアマクラスも、AFコルセと同じくフェラーリF458イタリアを走らせる72号車SMPレーシングがトップタイムだった。

 走行2日目の10月31日(土)には、午前中にフリー走行3回目、午後には予選セッションが行われる。

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